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- ニットの街五泉から 五泉四華
五泉四華(ごせんよんか)とは、春に五泉を彩る4種類の花たち。
雪解けの3月から、五泉市では花が順に咲き始めます。
「水芭蕉」から始まり、さくら名所100選に選ばれた村松公園の「桜」、150万本の「チューリップ」、そして120品種5000株の大輪の「ぼたん」と続きます。
花のシーズンには、たくさんの方が五泉を訪れます。
●水芭蕉
雪解けとともに水芭蕉が広がる「ふれあい自然の里 水芭蕉公園」。
菅名岳(すがなだけ)の麓、敷地面積2.1ヘクタールの広さに、
春の雪解けを待った約3万株の水芭蕉が美しく咲きます。
甘い香りが一面に広がり、木道を散策しながら水芭蕉をゆっくり楽しめます。
3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えます。
可憐な白い妖精のような水芭蕉たちに癒されます。
●桜
日本のさくら名所100選に選ばれた「村松公園の桜」。
約3000本の桜が一斉に咲き誇ります。
ソメイヨシノが9割ですが、その他ピンクの濃いヨウコウザクラや、
希少品種である穂咲彼岸八重桜などが園内を彩ります。
例年の見頃は4月上旬〜4月中旬ですが、今年は早く3月末には咲き出しました。
新潟県ではとても珍しいことです。
見頃期間中は、夜桜ライトアップも実施され、幻想的な風景に包まれます。
●チューリップ
畑一面が花のじゅうたんとなる「五泉市単本地区 一本杉のチューリップ畑」。3ヘクタールに多種多様な150万本のチューリップが咲き誇る風景は圧巻です。
実は、五泉市のチューリップ栽培は、生花ではなく球根を販売するためのもの。通常、お花の鑑賞はできないのです。この見事なチューリップが咲く姿は、「チューリップまつり」のために栽培されています。見頃は4月中旬から下旬です。
●ぼたん
120品種5,000株が大輪の花を咲かせる東公園内の「ぼたん百種展示園」。
花の王様ともいわれるぼたんの大輪の花は見事で、
色とりどりで、幾重にも重なる花びらが優雅で美しいです。
見頃の時期には、ぼたん園のライトアップも行われます。
例年の見頃は、5月上旬〜中旬。
これからのゴールデンウィークに、ちょうどぴったりなお出かけスポットなのです。
「日本一のニットの街 五泉」ですが、このように春には花が次々と咲き、美しい光景が広がります。
コロナ禍が終わりましたら、ぜひ一度、みなさんにも訪れていただきたい街です。
自然豊かな五泉市。
そんな五泉には、温泉!、SL!、美味しいもの!も。
引き続きこのコーナーでは、そんな五泉をご紹介できればと思っています。