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- ニットの街五泉から れんこんとあんこん
「れんこん」と「あんこん」そしてレンコンマニアの存在
「れんこん」は分かるけれど「あんこん」ってなんだ?
一言では語れない、奥深いヒストリーがそこにはあるのです・・・。
〜五泉産 れんこん「五泉美人」〜
●五泉市(ごせんし)は、新潟でも有数のれんこんの産地
五泉市で採れるれんこん「五泉美人」は、市内の豊かな清水と肥沃な大地が育む美白れんこんとして人気です。
その名のとおり、最大の特徴は、越後美人にも似た「肌の白さ」。
とにかく真っ白いレンコンです。
この白さは漂白剤などを使用しているわけでは決してなく、レンコン本来の白さが水上げされたときから保たれているとのこと。
一般的にレンコンの表面に見られるシブや傷は、土に含まれている鉄分や障害物によって、収穫の際に現れてしまうそう。
しかし、五泉集落の土壌には、不思議なことに不純物などが全くない柔らかな土が存在します。
これらの土地の特徴から約50年前から白いレンコンが収穫されているんだそうです。
つややかな表面と、肉厚でシャキシャキとした心地よい食感のれんこんは五泉産ならでは。
れんこんなら五泉産と料理店が名指しするほどなのです。
〜「あんこん」ってなんだ?〜
それは見たこともない
小さな小さなレンコンが浮かんでいる羊羹
五泉の美味しいレンコン「五泉美人」が
あんこの中にドンピシャリ ※
※は「五泉美人」のPRソング「レンコンにぞっこん!」という歌の一部から引用されています。
あんこんとは、「五泉美人」のれんこんを取り入れた和菓子。
あんこんは上部は透明な寒天で、中のレンコンの輪切りがはっきり見えるよう工夫されています。
また、中のあんこにも細かく切ったレンコンを入れ、シャキシャキとした食感も楽しめる羊羹なのです。
〜「あんこん」誕生ヒストリー〜
●レンコンマニア 阪井明子×老舗和菓子屋「寿々長」コラボ
「あんこん」誕生のきっかけは、「世界で一番レンコンが好きではないか」と、自身のことを表現する“レンコンマニア 阪井明子さん”が、五泉市本町2の創業140年の和菓子屋「寿々長(すずちょう)」さんに依頼して2019年12月に誕生しました。
阪井明子さんは、五泉市出身であり、創業179年の「やまちょう」という婦人服店の7代目。
“レンコンマニア”と言われるまでになったきっかけは、偶然実家の家紋がレンコンの穴にそっくりだったことに気づき、レンコン愛が増していったのだとか。
溢れるレンコン愛が昂じて、ラジオ出演したり、本物のレンコンを使ったアクセサリーや雑貨をつくったり、農家さんに出向いてレンコンを掘ったりと、365日レンコン生活を送っています。
なんと! TBSテレビ「マツコの知らない世界 レンコンの世界」での出演もされ、ますますレンコン愛に拍車がかかっています〜!
テレビ出演の時の様子はこちらからもご覧いただけます。
TBS公式サイト
その他、レンコンは穴の数などが太陽系の形と似ていることから「レンコン宇宙説」というおもしろい自論もお持ち。
阪井さんが語る、レンコンの世界をもっと知りたい方はこちらから
〜「あんこん」販売店〜
「あんこん」の販売期間は、「五泉美人」の収穫が始まる秋口〜3月下旬ごろまでの限定商品です。
「やまちょう(婦人服店)」、および「寿々長(和菓子店)」にて販売されています。
・販売価格「あんこん」248円(税込)
・種類は、こしあんの他、抹茶、桜、黒ゴマ、黒砂糖、白あんアロニア など。(※過去販売種類)
【やまちょう】新潟県五泉市本町3-3-13
【寿々長】新潟県五泉市本町2-1-11
レンコンマニアの阪井さんいわく「小豆と蓮根のコラボレーションを、ようかんで(良く噛んで)お召し上がりください!」
とのこと。笑
ぜひ、これから旬をむかえる「五泉美人」を、煮たり、焼いたり、スイーツでも!ご賞味ください〜!